疾患別解説

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病院で測る血圧が高く、家で測る血圧が低い

67歳 男性
2006年10月23日

通常、血圧は高めで上が150?160、130?140の時もあります。病院で、主治医の前で測ると170、190、200という数値が出たため、降圧剤(ブロプレス、ノルバスク)を飲み始めました。家で測った血圧の数値を主治医に見せたところ、2ヶ月の中で2日ほど上が90台ということがありました。主治医からは、朝起きた時に測って90台の時はノルバスクを飲まないように指示がありました。
血圧が低すぎると、脳梗塞を起こしやすいと聞きました。下がり過ぎない方法をお教えください。

回答

先生の前で測ると血圧が高いという場合を、白衣高血圧といいます。高血圧の影響は基準を超える高血圧値×その持続時間で左右されます。したがって、血圧が高くても、一時的な場合には影響が残りません。つまり、白衣高血圧は、血圧が高くなっても短い期間だけであるときには、あまり心配しなくてよいことになっています。また、血圧が下がりすぎることがあるようですが、高齢者では血圧の下がりすぎは脳血流が減少することがあり、注意が必要ですが、67才という年齢ならば、血圧は低いほどがよいととされています。つまり、あなたさまの場合には、現在の担当医の指示とおりになさっていれば、問題はないといってよいと思われます。

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