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疾患別解説

バイアスピリンの副作用

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.6413

64歳、 男性: 内頸動脈狭窄症

昨年、内頚動脈狭窄症のカテーテル手術を受け、ステントを入れました。医師の話では、バイアスピリンを生涯飲み続けるとのこと。
1)バイアスピリンは生涯読み続けないといけないのでしょうか。
2)内臓等の大きな手術時はバイアスピリンは長期に服用を中止できるのでしょうか。
最大服用中止できる期間はどの程度の日数でしょうか。
3)バイアスピリン長期服用の副作用はどのようなものがありますか。
4)右足付け根(カテーテル挿入場所)に違和感が残っていますが、なくなるのでしょうか。

日本心臓財団からの回答

1)バイアスピリンの服用は、ステントを入れた後、そこに血栓ができるのを予防するためです。したがって、服用は長期に、できれば生涯、継続していただくことになります。
2)通常の内視鏡検査だけならば服用を中止する必要はありませんが、生検といって、組織の一部を切除して組織検査をするような場合には、そこからの出血を防止するために、服薬を休みます。検査が終われば、すぐに再開します。バイアスピリンの効果は3週間中止すれば、完全になくなります。
3)バイアスピリンは出血傾向を助長することが一番の副作用です。胃腸の粘膜を傷め、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を惹起します。消化管出血を容易にします。ひとによっては、アスピリン喘息という喘息発作をおこすこともあります。
4)カテーテル挿入部位の違和感には個人差があります。多くの場合は、いつしか、忘れてしまうという治り方をします。

2009年9月29日

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