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疾患別解説

動脈瘤の薬物治療

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.3327S

82歳、 男性: 胸部大動脈瘤

父についてのご相談です。5年ほど前に、かかりつけのお医者さまで、検査時に胸の動脈瘤が見つかり、毎年要観察とのことでCT検査を受けてきました。育たない時もあれば、育つときもありましたが、今年の5月の検査結果ははかばかしくないと言われました。いつ破裂してもおかしくない状態(5cm)であるので、十分高血圧にならないように注意するように、言われました。
高齢だから手術には踏み切れないが、普通なら手術をしなければならないレベルであるとのことです。
今のところ症状は何もないようですが、時には背中が痛いと感じることがあるようです。お医者さまからは血圧降下剤と持病の甲状腺の薬は頂いています。手術ができないならば、たとえば飲み薬とか漢方とかを服用して、効果のあがるものはないのでしょうか?
本人は、週3回はまだ会社に通い、いたって元気なのですが、今年の検査結果の後、少し塞ぎがちになっており、このままでは、何にでも消極的になってしまうのではないかと心配です。

日本心臓財団からの回答

一般的にいって、胸部大動脈瘤は手術にあたっての危険性が高いので、若い人であっても、手術治療はかなり慎重に考えなければならないことになっています。瘤の成長を抑えるためには、血圧を低下させ、脈圧を小さくすることしかありません。血圧降下薬を服用しておられるようですが、これが動脈瘤の薬物治療ということになります。

2005年6月 6日

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