日本心臓財団HOME > 心臓病の知識 > 疾患別解説 > 僧帽弁膜症とは > 僧帽弁膜症 相談と回答 > 僧帽弁閉鎖不全症の手術時期

疾患別解説

僧帽弁閉鎖不全症の手術時期

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.6031

50歳、 男性: 僧帽弁閉鎖不全症

昨年秋に心雑音のため、心電図、心エコー、心血管造影の検査をした結果、左心房の腱索が2本のうち1本断裂している僧帽弁閉鎖不全症との診断を受けました。
不整脈は特に心配なく、血管の詰まりもないが、心臓が少し肥大傾向(数値55までのところが現在56になっている)とのこと。
そういえば、少し前から胸の痛みを感じていたので、それを医師に告げると、この病気とは関係ないと言われました。ストレスのせいでしょうか。
来年あたり手術(弁置換術)したほうがよいと言われましたが、手術は形成術では無理なのでしょうか。
手術の時期の見極め方は何を目安にしたらいいのでしょうか。カテーテル検査を受けなければいけないのですか。

日本心臓財団からの回答

僧帽弁閉鎖不全症に関するご質問ですが、本人の自覚している胸痛はこの病気とは関係はないと思います。
手術の時期は何を目安にしたらよいかということですが、症状と左心室の大きさが指標になります。左心室の大きさは心エコー図で大体わかりますが、カテーテル検査でより正確な情報が得られます。
腱索断裂による僧帽弁閉鎖不全の手術は形成術が基本です。ただし、手術に関する詳細は手術を決心された段階で執刀される外科医から直接説明を受けられるのがよいと思います。
病院に関しては一般に大学病院や大きな病院で心臓外科または循環器外科のあるところなら僧帽弁の手術に得意な外科医が必ずいます。

2008年12月17日

この回答はお客に立ちましたか?

公益財団法人 日本心臓財団への寄附

ご寄付のお願い