疾患別解説

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閉鎖不全症レベル1とは

31歳 女性
2005年5月22日

先日、人間ドッグを受け、心雑音が聞こえて再検査しました。検査結果が、僧帽弁・三尖弁・肺動脈弁閉鎖不全症レベル1と言われました。検査をしてから、心臓の異常に気がつき始めました。安静時の動悸・息苦しさ、急ぎ足で歩いた時の胸痛と動悸と息切れなどです。年に2回くらいの検査をするように言われたのですが、体調に変化があったら受診するようにとも言われました。どの程度の体調の変化で、受診するのが良いのでしょうか。1?2ヶ月に一度、胸を締め付けられて刺された様な痛みがあります。どの程度の痛みで、受診するべきなのでしょうか。

回答

弁膜症のレベル1とは、心疾患はあるが、通常は症状がなく、身体活動は制限されない状態をいいます。したがって、何も治療の必要はなく、年に1ないし2度のチェックを受けて進行していないことを確認すればよいと思います。閉鎖不全症で痛みが起こることはないのですが、弁の閉鎖不全が弁の逸脱症で起こっているときには、ときに痛みがある場合があります。ただ、医者はあまり取り合わないかも知れません。一応は、担当医によくお尋ねになってください。

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