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疾患別解説

手術後、胸骨のワイヤーがすべて切れた

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.7616

49歳、 男性: バイパス術後

半年前にバイパス手術を受けましたが、先日、胸骨のワイヤーがすべて切れて、胸骨もついていない状態であることがわかりました。主治医の話では、100人に一人くらいあるとのことで、リスクを伴って再度開胸してワイヤーを巻くより、このまま胸骨が落ち着くのを待つほうがよいとのことでした。痛みが強くなったら治療を考えるとのことですが、こんなことがあるのでしょうか。このままで大丈夫なのでしょうか。
日本心臓財団からの回答
心臓手術での胸骨正中切開後の骨のくっつきが不良で、全長にわたり骨接着がない状態を胸骨の偽関節形成といい、時々生じます。特に高体重、肥満の方に多いのですが、感染のない(皮膚はきれいに治っている状態)状態では放置して心配いりません。命には別状ありません。
ただし、体を捻ると痛みがある場合があり、ゴルフなどなさるなら、再手術がよいでしょう。
高体重がかかると針金は切れるので、再手術ではプラスティックのテープとか特別の金属の器具を用いるのがよいでしょう。

2012年6月28日

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