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疾患別解説

バイパスした血管が狭窄した場合の治療

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.5568

58歳、 男性: 右冠動脈狭窄

10年前にバイパス手術をしましたが、最近になり胸焼けがするのでカテーテル検査を受けたところ、右バイパス血管(左足静脈)が完全に狭窄していました。左冠動脈は大丈夫とのこと。医師の話では、バイパスした血管へのステント治療は無理なので、もともとの血管の狭窄箇所を治療するとのこと、成功率70%だそうです。
10年前65%狭窄していた所のバルーンでの治療は可能なのでしょうか、また再手術は無理なのでしょうか。

日本心臓財団からの回答

10年前に65%狭窄していた場所のバルーンでの治療は、多くの場合可能だといえると思います。再手術も不可能ではありません。おそらく左冠動脈には内胸動脈を使い、右冠動脈には足の静脈を使ってバイパスをしておられ、そちらの方が閉塞したのだと思われますが、右側にも右の内胸動脈を使って、あるいはこれに橈骨動脈を加えて再度手術することも不可能ではありません。しかし、最近ではバルーンによる治療法も非常に良くなっていますので、左冠動脈へのバイパスが開存しているのであれば、この際はむしろバルーンによる治療を試みられることが最良の選択肢であると思います。

2008年3月 8日

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