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疾患別解説

薬剤ステントは安全ですか

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.5360

69歳、 男性: 冠動脈狭窄

1年前、眩暈があり受診したところ、徐脈(1分間に37)であることがわかり、ペースメーカ手術を受けました。そのときのカテーテル検査で冠動脈狭窄(75%と50%)が見つかりましたが、急だったので、風船治療は受けませんでした。
1年が経過し、再び風船治療(ステント治療で、75%をベアメタル、50%を薬剤ステント)を勧められました。
現在、ワーファリン、バイアスピリン、シグマートを服用していますが、胸痛などの自覚症状はありません。
現在服用している薬で、胃の不快感、口内炎が頻発していて負担となっています。ステント治療により、薬が増えると、より負担が多くなり心配です。
また、薬剤ステントの場合に、安全性がどこまでなのかわかりません。その免疫抑制剤は、患部にのみ局所的に効くのでしょうか。素人からすると、免疫抑制剤で全身の免疫が下がり、病気にかかりやすくなるのではないかと心配です。
石灰化してもろくなっている部分にステントのような金属を入れて耐えうるのでしょうか。また、そのステントはどれくらい持つのでしょうか。

日本心臓財団からの回答

現在、胃症状があるので、薬が用いにくい状況にあるようですが、ステント治療を行えば、薬がさらに増えるというわけではありません。
ステントに塗布された免疫抑制薬は局所的な効果を狙って使用されています。全身性に奏効するためには、きわめて微量ですので、その可能性はありません。
薬剤使用のステント(DES)にするか、否かは狭窄の状況や合併症の内容にもよります。担当医とよく相談なさることをお勧めします。
もろいと表現されるような部位は再狭窄を起こしやすいので、ステントが好ましいということになります。寿命は半永久的とお考えください。

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2007年11月20日

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