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疾患別解説

主幹部狭窄にはカテーテル治療はできないか

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.5205

66歳、 男性: 不安定狭心症

右冠動脈と左冠動脈の主幹部に病変があり、右冠動脈についてはカテーテルでステントを入れ、改善されています。
問題は左の冠動脈の主幹部入り口からにあるもので、今のところ通常の1/4から1/3に狭まっています。来月を目処にバイパス手術を勧められました。

そこで質問ですが、カテーテルによる治療では駄目なのでしょうか。手術となっても、胸を全部開いてと言われたので、その方法以外での手術は不可能なのか知りたいです。

日本心臓財団からの回答

左冠動脈の主幹部は人によって多少の違いはありますが、冠血流の60?80%が流入する所ですから、ここにステント治療をすることはかなりの危険を伴うことであり、仮にうまく成功しても術後再狭窄を起こしやすく突然死の危険が高いことが知られています。施設によっては施行するところもあるようですが、術中、術後の安全性を考えますと、あまりすすめられる治療法ではありません。担当医のすすめる外科手術を受けるのが最適の治療法と思います。

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2007年9月16日

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