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疾患別解説

短期間に2度も手術をされた?

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.4280

70歳、 男性: 狭心症

3月にステントを入れるカテーテル手術(内科的手術)だけでよいといわれました。
しかし、6月の検査で即、入院し、大動脈の根元がつまっているため、冠動脈バイパス手術(外科的手術)が必要とのことでした。

4ヶ月もの間に、心臓に負担がかかるであろうと思われる手術を2回もすることになりました。このようなケースはよくあるのでしょうか。
循環器では有名な病院ですが、内科、外科と手術をしなくてはならない経緯がよくわかりません。こんな短期間のうちに2度も手術を受けなければならないのは、本人はもとより家族にとって精神的にもかなり負担でした。

また、冠動脈バイパス手術についても、術中のDVDをいただき、すぐに見ましたが、肋骨を6本切り、人工心肺を使用しました。バイパスは2本です。
最近、人工心肺を使用しないほうが治りが早いと聞いていますが、2本以上のバイパスの場合は、不可能だったのでしょうか。

日本心臓財団からの回答

短期間に2度、手術をしたのは何故かというご質問ですが、1度目は検査であり、2度目が手術だったのではないでしょうか。この順序は普通に行われることです。
1度目の検査により、治療の方法を考え、2度目の治療にうつるのです。1度目の検査のときに、可能な場合は、この場で直ちに、内科的なカテーテル治療を行ってしまうことはあります。

大動脈から枝分かれした直後の冠動脈の狭窄の場合は、カテーテル治療は危険です。これにはバイパス手術をすることになります。
人工心肺を用いない手術は2本以上のバイパス手術であっても不可能ではありませんが、どんな場合でも可能というわけではありません。狭い視野で行う手術ですので、限界があります。狭窄の部位、その位置関係などによって選択されます。

2006年7月26日

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