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疾患別解説

ステント留置後、パナルジンはいつまで服用するのか

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.3640

70歳、 男性: 狭心症

70歳の父のことで相談します。中性脂肪・コレステロールの値が高く高血圧であるため、定期的に高血圧の専門医のもとへ通院していましたが、数年前より数回、喉がしめつけられ息苦しくなる症状があったと話したところ、2ヶ月ほど前に循環器科の専門医を紹介され、心臓カテーテルの検査を受けました。

検査の結果、右冠動脈の2ヵ所に75%の狭窄、左回旋枝に50%の狭窄が見つかり、検査翌日よりパナルジンを投与し、1週間後PTCAによる治療を行いました。右冠動脈の1ヵ所をバルーンで拡げ、もう1ヵ所には薬剤溶出性ステントを2枚留置し、手術は成功したと言われました。

主治医の話では、ステントを留置したため、血栓ができやすくなるので、半永久的に血液をサラサラにするパナルジンを服用しなければならないが、副作用があるので定期的に様子を見ていくとのことでした。また、食事に留意し、飲酒を控え、薬を忘れず服用する以外は通常通りに生活できるとのことでした。 

退院後、元々診てもらっていた高血圧の医師の診察を受けた際に、肝臓の数値が悪くなっているので、パナルジンをやめるか減らすかの相談を次回の診察時にするように言われ、循環器医師の診察時に伝えたところ、肝臓の症状は軽症なので今はパナルジンをやめないこと、量を減らせば意味がないこと、やめれば発作が起きること、他に変わる薬はないと言われました。また、発作を起こさないためには肝臓の犠牲も仕方ないというニュアンスで話されました。

パナルジンの服用をやめたり減らすことはできないのでしょうか。他に変わる薬はないのでしょうか。肝臓が犠牲になっても飲むべきなのでしょうか。どの程度の症状までなら続けるべきなのでしょうか。

日本心臓財団からの回答

ステント留置直後のパナルジン使用に関してのご質問ですが、一般的な質問として次のように要約されると思います。
1)ステント留置後のパナルジンは、どの程度の期間、続けるのか。
2)肝機能が悪くなった場合、パナルジンはいつまで使用するのか。
この2つの問題に実際にステントの治療に携わっている先生には大体の基準があるものと思います。決して半永久的に服用しなければならないということではないと思います。
こういう問題はカテーテルをやってくれた先生に直接勇気を出して聞くほかありません。

2005年10月25日

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