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疾患別解説

バイパス術後のリハビリ

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.2725S

55歳、 男性: バイパス術後

親戚の叔父のことで相談させていただきます。平成15年12月に心臓の血管にステントを入れる手術をしたのち、軽い左半身麻痺になってしまいました。脳に血液の塊が詰まったそうです。CTやMRIでは確認できないくらい小さなものらしいのですが、左足が重く、引きずって歩いてしまうため、装具をはめています。それからは回復期リハビリテーション病棟にて毎日リハビリを行っていました。
その後、平成16年5月に冠状動脈バイパス術を行い(左手の血管を使用)、現在術後1ヶ月経過しています。
いまはある程度の生活はできるのですが、いまだ笑ったり、両手を広げる運動をすると、胸部に激痛がはしるそうです。手術をしたお医者さんいわく、「3ヶ月間は安静にね、胸からコツコツと音がしたら、骨がくっついてないってことだから」といわれたそうです。いまはそのような音はしないのですが、胸の痛みが取れません。
本人は、仕事に復帰するためにリハビリで足の運動と腕の運動をがんばっているのですが、左足の上げ下げなどすると胸が痛むそうです。
3ヶ月安静と言われたのですが、そのほうが良いのでしょうか?
術後1ヶ月程度で胸の痛みがありながらどの程度の運動・負荷ならいいのでしょうか?

日本心臓財団からの回答

笑ったり、両手を広げる運動をすると胸が痛むというのは、内臓に由来する痛みではなく、胸郭、胸の骨や筋肉に由来する痛みです。手術侵襲からの回復が遅れている状態のように思われます。しかし、すでに術後1か月経った時期であり、ご本人はリハビリのために頑張るおつもりでいるようですが、これは時期的にみても結構なことだと思います。ただ、痛みは警告信号でもあります。痛みを感じない範囲で、つまり、痛んだらすぐに止めるというつもりで運動量を次第に増していかれては如何かと思います。

2004年7月 3日

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