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疾患別解説

術後、水がたまっている

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.5851

63歳、 男性: 心筋梗塞

父が海外で心筋梗塞になり、バイパス手術を受けました。一度退院しましたが、食欲がなく体調がすぐれず、退院後1週間ほどで再入院したところ心臓に水がたまっているといわれたそうです。また術後の傷も痛んで苦しいようです。
父は、一応英語はできますが、医療用語になるとわかりづらいこともあるようで何か必要以上に不安になっているような気がします。電話でも弱気な発言をするので心配です。
実際のところ、「水がたまっている」というのはどのくらい深刻なのか、また今後の経過はどのようになるのか、少しでもわかるとありがたいと思っています。

日本心臓財団からの回答

心臓に水がたまっているというのは、手術後の自然経過か、心膜炎を起こしているのか、または心不全のためか、ということが考えられます。
1)手術後の自然経過というのは、手術操作で心膜を開くという外科的侵襲のために炎症が起こるものです。これは手術直後からみられ、時間が経てば、治ります。

2)心膜炎というのは、開心術後心膜炎といわれるものです。術後、数週間たってから起こります。原因はよくわかりませんが、自己免疫説や、ウイルスなどの感染説があります。

3)心不全というのは、心臓が弱った状態を意味します。心筋梗塞が広い範囲に起こっていたために、心臓の働きが損なわれてしまったと考えられる場合です。これだとすると、治療には難儀します。

2008年8月 5日

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