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疾患別解説

微小血管狭心症はどのように診断されるのか

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.6802

61歳、 女性: 狭心症の疑い

最近胸部に痛みを覚え、家庭医に相談したところ、典型的な狭心症の症状ということで、総合病院を紹介され、検査入院して心臓カテーテル検査を受けましたが、血管が細いということで結局患部が見つからないままに退院しました。
この場合、狭心症の疑いは完全に晴れたと考えて良いでしょうか。もし、微小血管狭心症の場合、心臓カテーテル検査でほぼ100%見つかるのか、あるいはMDCTのほうが良いのか教えてください。

日本心臓財団からの回答

第一に狭心症発作があり、第二に発作時の心電図に心筋虚血所見があって、第三に冠動脈狭窄がないとき、というとき、冠攣縮狭心症か、または微小血管狭心症の可能性を考える、ということになります。この3つの条件については如何なのでしょうか。さらに診断を確定するためには、カテーテル検査で、冠動脈攣縮が誘発されれば、冠攣縮狭心症であろうということになります。一方、誘発されないとき、微細血管狭心症をうたがいます。そして、この診断を確定するには、冠静脈カテーテル採血を行いながら、心臓ペーシング負荷を行い、心筋虚血が生じることをみます。CT検査は役に立ちません。このように、微細血管狭心症診断の検査には大変、高度の手技を必要とするので、専門病院でなければ行うことができません。以上について、担当医によくお話を伺ってください。

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2010年8月 3日

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