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疾患別解説

タケプロン、サロベールの投与は必要か

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.6458

44歳、 男性: 狭心症

1年前、不安定狭心症のため左冠動脈ステント手術を受けました。当初、バイアスピリン、プラビックス、リバロを処方されましたが、最近になり処方される薬が増えてきました。先月、ガスターが追加されましたが、その理由はバイアスピリン長期投与患者に吐血をした人が出たので、予防的投与とのこと。ガスターを飲み始めてから両足がだるくなるなどしたため、タケプロンに切り替えました。タケプロンはネットで調べると、かなり強い薬のようですが、自覚症状もないのに長期服用しても大丈夫でしょうか。
また、尿酸値が術後1年間を通して8.5程度を推移しているため、サロベールを処方されました。しかし、発作も出ておりません。
プラビックスは年内で止めるとのことですが、これらの薬の投与は一般的治療なのでしょうか。

日本心臓財団からの回答

バイアスピリンは血小板凝集抑制薬です。循環器内科では日常的に使用されていますが、高い頻度で消化管潰瘍を起こします。突然の吐血の場合、まず、第一に原因として疑われる薬剤であり、消化器内科では危険視されています。そこで、予防のために用いられるのが潰瘍治療薬であるタケプロンです。これはガスターよりも強力な予防薬であるといわれ、今日、好んで使用されています。
サロベールは尿酸をさげる薬です。欧米の教科書には、痛風発作がなくて、尿酸値が高いだけならば、治療薬は用いないと書いてあります。しかし、日本では、尿酸値は8.0を越えるときには、高い頻度で腎臓障害を起こすので、痛風発作がなくても、治療しておく、ということが奨められています。

2009年11月 5日

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