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疾患別解説

運動で起きる狭心症

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.3778

52歳、 男性: 異型狭心症

異型狭心症とは安静時や夜間、早朝によく起きる胸痛だと聞きましたが、私の場合はジョギング時の胸痛、左肩の痛みと階段を登るときの息苦しさから病院にかかりました。当初は典型的な労作性狭心症だと言われていました。

RI(ラジオアイソトープ)検査の時に行った一回目の注射(タリウム?)に対する激しい胸痛発作がありました。カテーテル検査で、薬剤による冠動脈3枝のあまり強くはないが攣縮が確認され、異型狭心症と診断されました。
また左右の冠動脈に冠動脈瘤が発見されました。

異型狭心症でも私のような運動時に胸痛が起きるのでしょうか。現在薬を服用していますがジョギングを始めると相変わらず胸痛が起きます。階段での息苦しさは多少改善されたようです。

日本心臓財団からの回答

異型狭心症、つまり冠動脈攣縮性狭心症は早朝、安静時に起るのが特徴ですが、ときに、運動時に起るタイプのものがあります。この場合は交感神経ベータ遮断薬がよく効きます。心臓の働きを抑制するベータ遮断薬は狭窄性狭心症にはよく用いますが、冠動脈に対しては緊張を高める働きがあるので、攣縮性狭心症には普通は使われません。しかし、攣縮性であっても、運動時に起る狭心症の場合には効果があります。逆効果があることもあるので、このあたりの使い方は担当医の腕のふるいどころとなっています。担当医にご相談になってください。

2005年12月14日

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