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疾患別解説

ファロー四徴症の術後

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.1161S

49歳、 男性: ファロー四徴症

現在49歳です。先天性心疾患(ファロー四徴症)のため、7歳時にブラロック手術を受けました。
術後、高校では山登りやサッカーなどもほぼ普通にこなし、30歳で結婚し、子どもにも恵まれました。

34歳のとき61年、過労と風邪の症状のため、病院へ行き診断してもらった結果、亜急性心内膜炎と診断され、4ヶ月間の入院生活を過ごしました。
退院後、病院の医師より根治手術を勧められ、36歳で手術を受けました。
その後は順調で、とくに問題はありません。

先日、根治手術以前に入っていた生命保険が満期に近くなったため、延長を申し込んだところ、「投薬」を受けているために、延長は却下されました。根治手術後、ラニラピッドとアンジーフを続けて服用しています。
近くの病院に問い合わせたところ、「10年も服用する必要はありません」といわれました。ブラロック手術を受けたときは、1年も薬を続けなかったように記憶しております。
現在日常的な検査や、薬は近所の循環器科のクリックで受けています。
いったいいつまで薬を服用すべきなのか教えてください。

日本心臓財団からの回答

先天性心奇形、特にファロー四徴症のような複雑な奇形の場合、術後に内服薬を使用するかどうか、あるいはいつまで服用するかといったことはすべて心臓の状態によって決まります。心室中隔欠損や心房中隔欠損のような簡単なものであれば、原則として薬は必要ないと申しあげられますが、ファロー四徴症の場合にはそうはいきません。

したがって、専門の施設で心臓の状態をよく検査してもらった上で必要かどうかを決定してもらわなければならないと思います。
一番良い方法はやはり手術を受けられた病院を一度お訪ねになって、内服の継続の必要性を検討していただくことだと思います。もちろん近所に循環器の専門の医師がおられてその方が決定して下さることができるのであれば、それでも差し支えありませんが、一般的には手術をお受けになった施設へ行かれるのが一番確実であると存じます。

2002年1月23日

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