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疾患別解説

左脚ブロック

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.6379

62歳、 女性: 左脚ブロック

7年前に左脚ブロックと診断され、経過観察を続けています。2年前に正常になりましたが、最近の人間ドックでまた左脚ブロックを指摘されました。
主治医は、別に気にしないで通常の生活をしてよいとおっしゃいますが、最悪の病状はどのようになるのでしょうか。これは絶対治らないのでしょうか。
現在は、ゴルフもしたり、会社勤務でとても活動的な生活をしております。

日本心臓財団からの回答

左脚ブロックというのは、心室内で興奮伝導を行う左脚に障害があって、ここに伝導遅延が起こっている状態です。左脚は心室内を幅広く分枝して広がっていくので、これが障害されるというのは、その背景に広い範囲の心筋障害があると考えられ、一般的には、左脚ブロックは警戒を要するとされています。しかしながら、あなた様の場合は、発症は7年前からで、2年前から2年間、正常であったと書かれています。これはたいへん大事なことです。左脚ブロックの背景に広い範囲の心筋障害があったのではなく、伝導路だけに単独の機能不全があったことを意味するからです。このような場合には、生命の予後に影響することはありません。気にしないで、普通に生活してよいのです。この場合の左脚ブロックは放置していてよく、治そうと努力することは必要ではありません。

2009年9月11日

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