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疾患別解説

収縮性心外膜炎の手術

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.6139

63歳、 男性: 収縮性心外膜炎

先月上旬より体調が悪かったのですが、検査をしても結果は良好であり、問題はありませんでした。しかし、月末には立つことさえままならなくなり、急きょ病院に救急車で運ばれました。その際、心タンポナーデを起こしており、心嚢水を抜く手術を実施しました。それからは肝臓の数値、腎臓の数値とも正常値まで落ち着きましたが、今度は肺や肝臓に水が溜まっているとのことで肺の水を抜きました。炎症を引き起こしているとのことで、カテーテル検査をしました結果、収縮性心外膜炎と診断され、手術するように言われました。
収縮性心外膜炎の手術(心膜切開術)の危険度はどのくらいになるでしょうか。
収縮性心外膜炎は一度手術したら再発する可能性はありますでしょうか。

日本心臓財団からの回答

収縮性心外膜炎の手術には、心臓を締め付けている部分だけを切除して、心臓の動きをよくする場合と、心外膜全部を除去する場合とがあります。危険性は前者では小さく、後者で大きくなります。危険は癒着した心外膜を剥がすときに出血するためです。再発の可能性は前者では残りますが、後者ではありません。ただし、この方の場合は、はじめに水が貯まった状態から癒着が進行してきているようですが、心外膜炎の原因は何なのでしょうか。今後の経過は原因が何であるのかによってかなり異なるものとなります。

2009年3月17日

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