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疾患別解説

肥大型心筋症でBNP値が下がらない

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.5120

34歳、 女性: 肥大型心筋症

私は、肥大型心筋症で、体のだるさがとれず、すぐに、疲れてしまいます。医師から勧められた薬を飲んでいましたが、症状もBNP値もまったく変化を感じず内服をやめました。現在、BNPは400台です。私の疑問なのですが、BNPが470くらいまで上昇していても、自覚症状としては、現れない程度のものなのでしょうか。
私が感じている疲労感は、どれだけと、なかなか伝えにくいのですが、階段も辛いです。

日本心臓財団からの回答

BNPは心臓ホルモンとよばれます。心臓に負担がかかり、心臓の内腔が拡張したときに高い値を示すので、心不全の指標として利用されています。
しかし、肥大型心筋症のように、心不全がなくても、心臓の壁が肥厚して、心臓に戻ってきた血液がすこしばかり多くなってっても圧が高くなりやすいという状態になっているときにも、高い値をとります。このような場合には、BNP値は心臓の働きというよりも、心臓の壁の肥大の程度を反映しているわけです。
高い値だからといって、落ち込むことはないのですが、それだけ、体には負担になっているのだということは理解して、体をいたわるようになさることは必要でしょう。

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2007年8月 5日

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