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疾患別解説

CRP値が高くなりやすく、不整脈を指摘されている

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.3719

22歳、 女性: CRP値

血液中のCRP値が高くなりやすく細菌感染しやすいことが気になっています。去年の夏に急な高熱と吐き気に襲われ病院に行くと、CRP値が11まで高くなり、約1週間、40度近くの熱で苦しみました。ちょうど一年後の今夏にもまたCRP値が10以上になり、同じく1週間ほど40度近くの熱に苦しみ、先月にも同じ症状で苦しみました。
いつも入院などせず、点滴治療と薬物治療でCRP値が下がるまで病院に通っています。何による感染なのか、と聞いてもいつもわからないと言われます。何回も感染することはあるのでしょうか。このまま細かい検査などせず大丈夫でしょうか。

また、中学の時から健診で、頻脈と不整脈を指摘され、病院で検査をするのですが、特に問題はないと言われ続けています。しかし、今年会社の定期検診でひっかかり検査をすると、僧帽弁に少し開きが見られ、運動負荷心電図の結果、狭心症の心電図をしているが心臓自体の機能は大丈夫だから心配はないとのことで、治療も薬もなく、そのままです。
しかし、時々胸痛があり、年に何回か立ちあがれないほど辛く2?3日寝たきり状態になることもあります。

このまま特に治療がなくても大丈夫なのでしょうか。

日本心臓財団からの回答

1)CRPが高いことについて
CRPは炎症反応の程度を示しています。かなり高い値だったようであり、ご心配なさったでしょう。しかし、これは高い熱があるというのと同じ意味をもつだけのことなのです。今回も、そして先月も同じような高い熱があったということですので、なにかの感染症を繰り返しているように見受けます。腎盂腎炎といった病気も考えなくてはなりません。担当医によく相談なさってください。
2)僧帽弁が開いているといわれたというのは、僧帽弁逸脱があって、弁の閉まりが悪いものと思われます。これは超音波検査がひろく行われるようになって、健康な人にもしばしばみられることがわかってきたものです。いままで、気づかなかったことがよく判るようになったということです。したがって、放置していて問題はなく、何も心配はいりません。ただ、この状態があると、ときに不整脈が起こりやすくなったり、軽い胸痛があったりする場合があるといわれています。これが高い熱が繰り返してみられる原因になっているということはありません。気になさることはないでしょう。これについても、担当医の説明をよく聞いておかれるとよいと思います。

2005年11月17日

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