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疾患別解説

肺水腫でカテーテル検査は必要なのか

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.4391

75歳、 女性: 心不全

現在、75歳の母が心不全、肺水腫のため呼吸困難になり緊急入院中です。鼻に酸素の管を入れています。入院後に右腕および右手が痛くなりあまり動かせません。
主治医の話では、入院2週間後にカテーテル検査を行うとのこと。このような状態の母に、肺水腫が回復してきたからといって、すぐにカテーテル検査を緊急に行わせる必要はあるのでしょうか。あるのであれば、その理由をお教えください。
退院してから、元気になり体力が回復してからでは間に合わないのでしょうか。

日本心臓財団からの回答

カテーテル検査は心・血管疾患の診断のために行われる場合と、緊急検査として、治療方針決定のために行われる場合とがあります。心不全のさいのカテーテル検査は診断のためではなく、治療方針を決定するためのものです。通常、肺水腫の状態で入院すると、早い時期にカテーテル挿入が行われます。この検査の数値をみながら、心筋の収縮力を高めたり、動脈や静脈の血管を拡張して心臓の負荷を除いたり、あるいは用いる利尿薬を加減したりします。こうして、治療効果を確認しながら、最適の治療を進めていくのです。
緊急カテーテル検査は元気になってから行われるカテーテル検査とは異なることをご理解ください。

2006年9月 7日

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