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疾患別解説

心機能が3割程度に落ちている

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.2204S

64歳、 男性: 心不全

64歳の父の事で相談させていただきます。
先月風邪をひき、熱が38度と高かったことから近所の内科に受診しました。
診察の結果も風邪ということで服薬し、自宅で安静をとっていましたが、3日後の夜に喘息のような呼吸音と顔色が急に青ざめたことから夜間外来に行き、そのまま入院となりました。

現在は、心不全を起こしていて、機能が3割程度に落ちているし、肺に水が溜まっていて、肺炎も併発しているとのことで、点滴、酸素吸入、導尿、水分の摂取制限をして安静にしている状態です。

父は2年程前ですが、左足の太ももと脛の血管が詰まってしまい、足の指先がもう少しで壊死してしまいそうになったことがあり、循環器内科に3週間近く入院し、点滴と服薬をしていたと思います。病名は確かビュルガー病ということだったと思います。
カテーテルを使った検査などを受けた結果、服薬と生活の改善(塩分を控え、禁煙など)定期的な検診を受ければ良いとのことでしたが、最近、また足が重く、症状がその時のようになってきていました。

下記2点について教えてください。
1)心臓の機能が3割程度というのは一体どういった状況なのか。生命の危険があるということなのかどうか。
2)足の病気との関係はあるのかどうか。

日本心臓財団からの回答

1)心臓の機能が3割程度に落ちているという表現は医学界で用いられている通常の表現ではありません。しかし、心臓の機能が十分であるときに、10割の機能が保持されているというならば、3割というのはかなり悪いとはいえます。肺に水が溜まっており、肺炎も合併しているということですから、生命の危険も十分にあり得ます。
2)下肢の病気は閉塞性動脈硬化症と思います。同じ性質の病変が心臓を栄養している冠動脈にも起こって、心臓の働きが低下し、心不全を来したという可能性はあります。
ご心配と思いますが、状況はあまりよくないと思います。お大事になさってください。

2003年10月 3日

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