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疾患別解説

総肺静脈還流異常症術後の再狭窄

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.1809S

6ヶ月、 男性: 総肺静脈還流異常症I型

私の子どもが総肺静脈還流異常症I型と診断され、生後10日で根治術をしました。なかなか術後抜管できず、右横隔神経麻痺があることがわかり、生後20日に横隔膜縫縮術をしました。
その後は経過良好で過ごしてきましたが、生後5ヶ月のエコーで三尖弁の血液逆流増加があり肺静脈の狭窄が疑われるとのことでした。
ただ、肺静脈の吻合部の血液流速に関しては明らかに早くなっているわけではないということでした。

再手術になる場合、もっと件数をこなしている病院に転院したほうがいいものなのか考えています。
術後の狭窄を起こす、起こさないは、体質や医師の手術の腕などと何か関係するのでしょうか。

日本心臓財団からの回答

総肺静脈還流異常症の手術後の肺動脈狭窄はどの病院でも約10%に生ていじます。
良い予防法、薬での治療法はありません。外科医の腕の善し悪しとも関係ない ようです。
再手術になった場合も同じ病院で行うのが通常です。転院しても成績はよくなりません。
再狭窄が生じる理由はよくわかりませんが、手術前から細い肺静脈がさらに狭くなるためのようです。

2003年4月 5日

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