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疾患別解説

5ミリの心房中隔欠損症は手術したほうがよいか

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.7361

7歳、 男性: 心房中隔欠損症

7歳の子どもが心房中隔欠損症で5ミリくらいの穴があるといわれています。特に肺への血流量は問題なく、経過観察とのことで、病院からは数年後に来てくださいといわれています。心雑音はありますが、ほかに症状もなく、運動制限もありません。
しかし、本などで症状がないように見えても実際治療してみると、スポーツなども以前よりできるようになったりすることがあるので実際には負担があるのだろうと書かれている先生もいます。また、ある一定の年齢までに治療をしておいたほうが、後々の合併症も少ないと書かれているものもありました。
近年ではカテーテル治療が多くされているようですが、うちの子どものような状態であっても、治療をしてほしいと考えればしていただけるものなのでしょうか。また、症状がない場合は様子観察するのが一般的なのでしょうか。
日本心臓財団からの回答
7歳で5ミリの小さい心房中隔欠損症です。
自然経過を見ていてよいでしょう。自然閉鎖の率は正確にはわかりません。5ミリの心房中隔欠損症は一生症状を出さないと思います。東京都養育院で80~90歳で亡くなった方の剖検では、7~8ミリの生前診断されていなかった心房中隔欠損症が見つかる例がときどきあるそうです。
カテーテルでとじるにはアンプラツアー装置を使います。ぜひ、と頼み込めば、閉じてくれるでしょう。
ただし、5ミリの心房中隔欠損症はこれまでも手術適応ではなかったし、循環器小児科医としては、閉鎖手術をおすすめはしません。

2011年11月17日

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