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疾患別解説

寝ると息苦しい

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.5968

71歳、 男性: 狭心症治療後

毎日動悸にて不安がありますが、主治医からは心配のない不整脈と言われました。最近、ベッドに入り仰向けに寝ると息苦しく、起き上がると治まる症状が出て心配です。寝ると息苦しくなる症状は、2年前の狭心症(ステント治療、その半年後の検査で異常なし)の悪化かどうか気になっています。よろしくご教示ください。

日本心臓財団からの回答

仰臥位(ぎょうがい)に寝ると息苦しくなることがあるというのは、よく知られています。
第一に、横になると、下肢も頭も心臓と同じ高さになって、血液が心臓に戻りやすくなり、心臓の負担が増えるためであるといわれています。
第二に、身体を横にすると気分が落ち着きますが、これは交感神経緊張が弱まり、迷走神経緊張が高まることを意味します。中枢神経系がリラックスするのです。したがって、中枢神経系のサポートが必要な状態のときには、息苦しくなってしまうのです。
第三に、まだ、わかっていない理由もあります。私は気分的な影響ではないか、と思っています。つまり、横向きに寝るのがよいという場合や、うつ伏せに寝るのであれば、具合がよいという人があるのです。研究者は、それぞれに、この方が生まれたときの姿勢に近いからであるとか、呼吸が楽になるから、などと主張していますが、まだ定説とはなっていません。理由は何にしても、解決のためには、起き上がってしまえばよい、ということになります。それでは休めないというのであれば、上半身の敷布の下に折りたたんだ毛布か、座布団を入れて、上半身を少し起こすようにして休むようにしてみてください。

2008年10月28日

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