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疾患別解説

明け方に胸痛が続くがホルター検査では異常がなかった

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.4705

44歳、 女性: 胸痛

44歳の母のことで相談いたします。
ひと月ほど前の朝、母のうなり声で目が覚めました。母は胸の真ん中あたりを手で押さえ、とても痛そうにうー、うーと言っていました。私は背中をさするくらいのことしかできませんでしたが、その痛みは大体1分?3分くらいで治まりました。そして何分か置きにまた痛み出して、結局3回くらい苦しんでいました。翌日もまた起こったので、母は循環器専門の内科を受診しました。

先生に症状を説明すると、胸痛の起こる5、6日前に咳のひどい風邪をひいたという話をしたせいか風邪薬を処方され、2日くらい飲んでいたのですが、痛みがだんだんとひどくなっていたようなので、再び同じ内科を受診し、胸部X線写真、心電図検査等を行いました。ニトロペンとメイラックスを処方されました。

数日後、まだ朝に胸痛があるので、再受診し、ホルター心電図を装着しました。その後の朝に、激しい痛みが起こり始めたのでニトロペンを初めて使ったところ、痛みは治まりました。
フランドルテープSを処方され、就寝前にフランドルテープを貼り、朝、外していました。

主治医から連絡があり、「ホルターの結果に異常はなかったので、今日はフランドルテープを外して寝るように」と言われました。また、受診時に、一過性のものだと思うので、今までのことは忘れ、普段通りに生活するように言われました。

それから痛みはなかったので、母は久し振りに缶ビールを飲んで寝たところ、翌朝また胸痛で苦しんでいました。胸全体を手で押さえ、息苦しそうに息をしながら、丸まっていました。痛みは数分で治まるようですが、数分経つと痛みが復活するようです。それが何回も何回も続き、だんだん痛む回数も時間も増えているような気がして、とても心配です。痛みがきた時に身体を丸めてクッションを抱いていると楽だと母は言います。
母は大丈夫なのでしょうか。

日本心臓財団からの回答

胸痛発作時のホルター心電図検査で異常がなければ、狭心症ではないということになるのですが、ニトロペンが有効であったとすれば、狭心症を簡単には否定できません。
44歳という時期の女性では、注意が必要です。狭心症のほかに、大動脈解離という病気もあります。これにはX線写真、血液検査が必要です。ピルを服用中であれば、肺動脈血栓症を考えなければなりません。食道炎や胃炎はないのでしょうか。この場合ならば、胃潰瘍薬が奏効します。胆石や腎臓結石、膵臓炎も差し込み症状のあるのが特徴です。担当医と相談なさって、これらの可能性も調べてもらっては如何でしょうか。

2007年1月28日

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