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疾患別解説

動悸の原因は本当に精神的なものなのか

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.4502

24歳、 女性: 動悸

初めて動悸を感じたのは小学4年生の頃で、体育の時、スタートのしゃがんだ状態から走り出した時、急に激しい動悸に襲われました。脈が異常に早くなり、とても息苦しくて立っていられなくなりました。保健室へ行くと、保健の先生に貧血だといわれ、最近まで発作が起こるたびに貧血なのだと思っていました。発作は小学生の頃が特に多く、体育の授業で、ジャンプをした時、水泳で飛び込みをした時、急いでいて階段を飛び降りた時、急に立ち上がった時、急に振り返った時などによく起こり、しゃがんで深く息を吸ったり、息を止めたり、きばったりすると、発作がウソのようにパタッとやみます。時間的には平均すると約3?4分程度で、すぐに治まるときと時間がかかる時とさまざまです。
中学にあがると、半年に1度くらいに減り、高校でもあまり起こりませんでした。

大学生になると、また頻繁に起こるようになり、現在では多い時は週に5、6回起こったりします。発作が起こると、脈拍も140くらいでとても苦しくて、本当に貧血なのかと疑問になり、あまりにも心配で内科を受診しました。
症状を伝え、心電図、胸部レントゲン、血液検査、甲状腺の検査、尿検査などをしましたが、どこにも異常はないと言われました。そして、おそらく自律神経の病気ではないかとのことで、悩みやストレスを抱えないように生活し、息苦しくなったら、デパス錠を飲むように言われ服用しています。食前には気持ちを落ち着ける処方された漢方薬を飲んでいますが、どちらも効果はなく、またとても前向きでストレスや悩みを抱える性格でもないので、非常に疑問を抱いています。

日本心臓財団からの回答

担当医がいわれるように、自律神経性の頻脈と思われます。しかし、発作がパタッと止むというのは気になります。発作性頻拍という不整脈が突然に起こり、突然に止むという特徴をもっているからです。こうなると、発作のときの心電図が必要です。発作の持続時間が短いので、発作が起ってから心電図をとってもらうのでは間に合わないと思います。24時間心電図記録をお願いして、発作が起こるように、飛び降りたり、きばったり、をしてみてはどうでしょうか。担当医とよくご相談ください。


2006年10月19日

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