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疾患別解説

ロート胸と心拡大

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.4034

34歳、 女性: ロート胸

会社の健康診断で、胸部X線検査の結果、心拡大が見られると診断されました。問診の際にレントゲン写真を見せられ、確かに心臓が真ん中より右側のほうまで、はみ出て見えました。
生まれつきロート胸(漏斗胸)で、小さい時に何度かX線検査に引っかかり精密検査を受けることがあったのですが、その度に「特に問題無し」と言われてきました。

今回初めて、医師より「ロート胸が心臓を圧迫するので注意してください」とか、「ロート胸の影響で心臓が大きくなっているのかもしれない」と言われて驚いています。

書面にて検診結果が届き、「胸部X線検査」で「一定期間の後、再検査を受けて下さい」と書いてありました。
子どもの頃からロート胸でしたが、特に問題なしと言われていたのに、ここ1?2年で心臓を圧迫するようになったり、心臓が肥大するということが起こるものなのでしょうか。
再検査は受けようと考えていますが、仕事の関係などで2?3ヶ月先になってしまうと思うのですが、早く検査しないといけないものなのでしょうか。

日本心臓財団からの回答

ロート胸では心臓は大きくなりません。大きくみえるだけです。ロート胸では胸郭がへこむために、心臓が一方にかたより、おしやられて、X線写真上、大きくみえるのです。ただし、ロート胸にともなう先天性の心臓異常があるときには、心臓は大きくなる場合があります。再検査とは、このような異常がないことを確認するためであると思います。これまで、何も指摘されていないのであれば、問題はないでしょう。ちなみに、ロート胸は美容整形の意味で、矯正することはできます。しかし、形はよくなるのですが、大きな傷跡が残るので、お勧めはできません。

2006年3月23日

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