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疾患別解説

立ち眩みと期外収縮は関係あるのか

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.3955

23歳、 女性: 起立性脳貧血

17歳頃から立ち眩みが多いと感じるようになり、数ヶ月に一度、気を失うようになりました。低血圧もしくは貧血かと思い検査を受けましたが、それらについては問題がありませんでした。成長過程の体調の変化によるものだとの説明を受け、その後、自然に立ち眩みの症状がなくなるのを待っていました。
しかし、気を失ったり、毎月1週間ほどは立ち上がるたびに視界が真っ暗になる症状と、ほぼ常に立ち上がると同時に血が急激に脳内をめぐるような頭痛におそわれ、立ち眩みの症状が消えません。

先日、会社の健康診断を受けた際に心室性期外収縮が頻発しているといわれました。単発だから気にしなくてよいと言われたので、この自覚症状について医師に話したところ、心室性期外収縮もしくは心臓の弁異常が原因になっている可能性はあると言っていましたが、ネットで検索しても心室性期外収縮と立ち眩みの因果について取り扱っているような情報が得られず、実際よくわかりません。

このような場合に病院に行く場合、何科の診断を受けるべきでしょうか、また治療法としてどのような方法を行う可能性があるのでしょうか。

日本心臓財団からの回答

起立性の脳貧血といわれたのであろうと思います。小学生などに多くみられます。長く立っているとき、立ち上がろうとしたとき、などに脳貧血を発作性に起こすものです。起立性循環調節障害ともいいます。血圧が急に下がって起こる場合と、心臓の拍動が急に遅くなって起こる場合とがあります。このどちらであるのかによって、治療法は異なりますが、どちらにしても、治りにくいものです。
心臓の弁に問題があるかもしれないというのは、弁の逸脱症状をいうのであろうと思います。しかし、弁の逸脱は健康な人にもよくみられるものであり、この存在が体質的に関係しているとはいえるかもしれませんが、これが直接の原因になるとは思われません。
また、心室期外収縮とは関係がありません。

アドバイスとしては、脱水状態にならないように、水分摂取に気を配ることと、体位の変換にあたっては、ゆっくりと手をついたり、ものに掴まったりしながら行うように注意するということくらいでしょうか。

2006年2月23日

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