疾患別解説

疾患別の解説と過去の相談事例がご覧いただけます。

食事中に動悸がして倒れるかと思った

40歳 男性
2003年10月31日

半年前に旅行先で食事中に突然動悸が激しくなり、また同時に頭のあたりがカーッと熱くなったような感じがあり自分では倒れると思いました。
意識はハッキリしていましたが救急車で運ばれ、心電図など一通りの検査をしてもらいましたが、特に異常なく、点滴を受け落ち着いたのでその日のうちに地元に帰って来ました。
翌日近くの病院へ行き、心電図・24時間心電図・レントゲン・血液検査・尿検査・血圧以上等の検査してもらいましたが、特に異常なしということで薬(アルマール錠10mg、セルシン錠2mg)だけもらいました。

その後、約半年間特に症状は出なかったのですが、つい10日程前自宅で食事中に同じ症状が出て、前回ほどではなく安静にしていたら治まったのですが、3日前にまた同じ症状が出て今度は少し息苦しさも覚えたので救急車を呼び病院へ行きました。
しかし検査の結果は特に異常なし。やはり発作時の心電図がないとダメだということです。命がどうこういう問題ではないので安心して下さいといわれましたが、前回もですが原因がわからず大変心配です。近いうちに大学病院へも行こうかと考えています。

回答

発作性頻脈性の不整脈と思われます。発作が心電図で捉えられなければ診断はできないと思います。しかし、循環器科の標榜をもつ大きな病院にいけば、症状からもたれる疑いによっては電気生理試験という検査をすることで、診断できる場合があります。これはカテーテル電極を心臓まで挿入することによって、不整脈を誘発する検査です。ご心配であれば、今かかっている医者に紹介状を出してもらって、受診なさってはいかがでしょうか。

この回答はお役に立ちましたか?

病気の症状には個人差があります。
あなたの病気のご相談もぜひお聞かせください。

高齢者の心臓病 高齢者の心臓病
CLOSE
ご寄付のお願い