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疾患別解説

アブレーション後遺症

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.7661

67歳、 男性: 大動脈解離

昨年9月に発作性心房細動のアブレーションを受けた後、発作そのものはなくなりましたが、日が経つに連れて体調が悪くなり、現在は1日ほとんど横になっています。
最近、脈拍数がかなり変動します。朝目が覚めた時の脈拍数は、90/分くらいです。これは今までは1日中この程度でした。しかし、最近は昼食後から脈拍数が、次第に減り始め、夕食数時間後には、60~75/分位になり、期外収縮を強く感じます。翌朝になるとまた90/分くらいになります。
先日、アブレーション後10ヶ月の経過観察時の検査では、心電図に異常はないとのことでした。そのとき聞けばよかったのですが、脈拍数の日内変化が大きいのは何か考えられることがありますか?
また、体重減少が続いているので少しでも栄養になるものとを思い、いろいろ食べているのですが、カリウムの摂取量が概算で4000mgくらいのときがあります。今は控えていますが、カリウムの摂取量と関係ありますか?
消化器科を受診したとき、ヒシナクル3号500mlを点滴されました。この点滴にもカリウムが入っていますが、その点滴を受けた日の夜は、気のせいか期外収縮が多く強く感じます。
 

日本心臓財団からの回答

1.心拍数の日内変動は生理的なもので、交感神経と迷走神経のバランスによって増えたり減ったりします。これは病気ではありません。
2.ホルター心電図などを用いて詳細に検討すると、全く正常な状態であっても、40/分から100/分程度の間で変動しています。特に夜間、熟睡中、安静時、食後などは迷走神経が優位になるため心拍数が少なくなる傾向にあります。
3.お申し越しの60~90/分程度の変動は、日中でも起こるものと言えます。
4.腎不全による高度の高カリウム血症の際には房室ブロックなどによって40/分以下の高度徐脈になることもありますが、輸液500ml中のカリウムは10mg程度です。これで起こることはありません。
 

2012年8月14日

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