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疾患別解説

ペースメーカの電池が切れたらどうなるか

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.7527

85歳、 女性: ペースメーカ埋め込み

85歳の母は、16年前にペースメーカ埋め込み手術を行い、6年前に電池交換をしました。
その後、脳梗塞や痴呆などがあり、現在、寝たきりの状態です。
ペースメーカの電池交換の時期だと言われていますが、もしこのまま電池が切れてしまったら死に至るのでしょうか。手術を受けなければいけないでしょうか。
日本心臓財団からの回答
6年前に電池交換したのであれば、そろそろ再度、交換の時期になると思います。電池が切れたときにどうなるのかは、ペースメーカをいれた理由と現在のペースメーカ作動状況とによります。自己心拍がなくなっていて、心臓の拍動がすべてペースメーカに依存しているのであれば、電池の消耗はそのまま、心拍動の停止にいたる可能性があります。しかし、通常の場合は、自己心拍は保存されていて、ペースメーカは補助的に作動しているということが多いものです。また、寝たきりの状態では身体の需要も低下しているので、心拍数を補助する必要性も小さくなっているはずです。このような場合ならば、電池がなくなってもさしての問題は起こらないであろうと思います。ただし、このような場合には、心拍数の補助がさしあたっての生命維持に大きな役割をもっているということもあります。担当医とよくご相談になる必要があるでしょう。

2012年4月12日

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