日本心臓財団HOME > 心臓病の知識 > 疾患別解説 > 徐脈、洞不全症候群、房室ブロック、ペースメーカとは > 徐脈、洞不全症候群、房室ブロック、ペースメーカ 相談と回答 > ペースメーカ植え込み中に心拍数が減少した

疾患別解説

ペースメーカ植え込み中に心拍数が減少した

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.2240S

67歳、 男性: 徐脈

8年前に脳幹部の梗塞を起こし、その時にペースメーカの植え込み手術をしました。それから、1年あまり入院し、なんとか自宅療養に移行しました。
脳幹部の梗塞なので睡眠中は人工呼吸器を使用しています。それから、5ヶ月ほど前までペースメーカ関係は、全くトラブルなく半年に1回のペースで受診していました。
5ヶ月前に電池交換をしたのですが、以前は脈が68とか75とか打っていたのが、電池交換を境にきまったように50を打ちます。(電池交換の時にペースメーカは10%ぐらい使用していると言われました)
それから先月末に経皮的動脈血酸素飽和度(SPO2)が人工呼吸器を使用しても値が低くなり、緊急入院しました。X線写真を撮影しても、CTを撮影しても、原因はわからないのです。入院していますから、モニターをつけていますが心電図の波形がほとんどペースメーカの波形だといわれました。

こんなに急に心臓が悪くなるものでしょうか?
ペースメーカの電池交換時の入院では特にトラブルはありませんでした。現在、ペースメーカの設定を60にしています。

日本心臓財団からの回答

電池交換のときにはペースメーカ使用が10%だったというのは、残り90%が自分自身の力による拍動だったことを意味します。
それが今回はほとんどがペースメ?カによる拍動となっていたというのは自分自身の力による拍動が無くなったことを意味します。病気が進んだものと考えられます。これまではペースメーカは自分自身の力による拍動の不足を補うバックアップの意味のものであったのですが、今後は拍動を全面的に維持するための役割を担うものとなります。このために設定を50から60にあげたものと思われます。

2003年10月22日

この回答はお客に立ちましたか?

公益財団法人 日本心臓財団への寄附

ご寄付のお願い