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疾患別解説

小学生でアブレーション治療は可能か

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.6480

12歳、 女性: WPW症候群

小学校6年生の娘が、2年ほど前にWPW症候群及び発作性頻脈と診察されました。しばらく自覚症状は何もなかったのですが、ここ1年ほど前から、頻脈発作が起こり、5分程度で治まるという症状が1ヶ月に1度くらい発生していました。しかし、先日クラブ活動中に初めて25分間という長い発作があったことから、娘は中学生になって十分な運動クラブ活動ができるように、小学生のうちに手術を受けて根治したいと言い出しました。
1)小学校6年生で、アブレーション手術は可能でしょうか。
2)発作性頻脈はホルモンバランスと関係があると聞いたことがあります。ホルモンバランスが落ち着いた頃(高校生や大学生)を待って手術したほうがいいでしょうか。
3)手術後、将来的に手術の後遺症の危険性はゼロでしょうか。
4)WPW(発作性頻脈)は、たとえば突然死というようなことの原因になる可能性はないのでしょうか。

日本心臓財団からの回答

1)小学校6年生であれば、十分にアブレーション治療が可能です。
2)頻拍発作自体は思春期というホルモンバランスの影響を受ける可能性はありますが、アブレーション治療の効果が影響を受けることはありません。
3)治療の後遺症が長い期間を経て出てくるということがあるのか、についてはまだ、データがありません。しかし、後遺症がかなりな年数を経て起こってくるということはないであろうと思います。
4)きわめてまれに、突然死の原因になるWPW症候群があります。しかし、それは事前の検査でわかります。担当医におたずねになってください。

2009年11月22日

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