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疾患別解説

普段は徐脈だが、発作性心房細動と発作性頻脈がある

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.6854

33歳、 男性: 心房細動

普通の生活では自覚症状はありませんが、心臓に負荷を与えるような運動を行ったときに発作性の頻脈が発生します。心拍数が270ぐらいになることもあり、主治医の話では、そういう状態のときは酷い貧血のような症状も発生しており、このまま放置しておくのは良くないとのことです。
しかし、普段は徐脈に近い(心拍数40程度)ので、薬での治療はあまり薦められず、心房細動もあり、心房細動自体はとくに問題ないが、放置すれば脳塞栓の危険もあるとのことです。
そこで、発作性の頻脈、心房細動ともカテーテルアブレーションの治療を薦められました。
頻脈の場合、カテーテルアブレーションを行えば9割程度は再発なく治療できるとのことです。
1)カテーテルアブレーション治療を行うべき症状でしょうか。
2)心房細動は現時点で特に問題ないのに、こちらもカテーテルアブレーションを行う必要があるのでしょうか。

日本心臓財団からの回答

1)平素は徐脈であり、発作性心房細動と発作性頻拍とがともにある状態と思います。頻拍はアブレーション治療の奏効率が高いので、このための症状が強ければ、お勧めできます。頻拍を薬で治療するとすれば、発作が起こったときに、薬を頓服で服用するという治療法がよいと思います。
2)心房細動は頻拍の場合よりも、奏効率は低いのですが、脳梗塞の原因となる場合があります。自覚症状が少なくても、可能ならば、こちらのほうのアブレーションを優先するのがよいでしょう。

2010年9月18日

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