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疾患別解説

洞性頻脈、上室性頻脈といわれた

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.7504

69歳、 男性: 洞性頻脈

3度、頻脈があり、大学病院の緊急外来にお世話になりました。
洞性頻脈、上室性頻脈と言われました。何の処置もありませんでした。
医師のお話とストレス解消のため、昨夏から軽く再開しましたが、頻脈発症の心配のため競技テニスでなくクラブテニスです。
本格的なテニスを徐々に再開したいのですが注意すべきことは何でしょうか。
日本心臓財団からの回答
「洞性頻脈、上室性頻脈といわれた」ということです。「洞性頻脈」は正常の脈がただ、早くなったという状態です。走ったり、運動したり、緊張して興奮したり、したときに起ります。これならば、誰にでも、いつでも、みられるありふれた頻脈なので、テニスを控えたりする必要はありません。
もう一つの「上室性頻脈」は心房性頻拍ともいいます。頻脈の起源が洞以外の心房のどこかにあるという場合です。洞性頻脈と区別することは難しいことがありますが、突然に脈が速くなり、速くなった脈が突然に遅くなって正常化する、という特徴があります。起こり方と止まり方はどうだったのでしょうか。
しかし、「上室性頻脈」だったとしても、発作のときの脈の速さと発作の持続期間によって、対応が異なります。数時間程度しか続かない場合であれば、放置します。もちろん、このような場合には運動は何をしても構いません。
以上のことから、ご相談については、テニスをしてはいけない頻脈ではないであろう、と判断します。

2012年3月29日

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