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疾患別解説

徐脈を伴う期外収縮

日本心臓財団に寄せられたご相談

num.6034

46歳、 女性: 心房期外収縮

5年ほど前から不整脈があり、何度ものホルター検査の結果、心房細動がごく短時間発見されました。他の検査は問題ありませんでした。数秒?数分で止まる心房細動がたまにあるようですが、今回の相談はこの心房細動とは少し違う不整脈です。

前回のホルターで見つかった不整脈について、主治医より「期外収縮ですが、T波の中にPがあるため不応期でQRSにつながらず、そのため1拍抜けたようになってしまうものです。次の脈はきちんとPからQRSとなっています。24時間のうち2回、T波が過ぎた後に再度Pが起こりましたがブロックとなり心拍に至らなかったようです。しかし回数も少ないのでこれは経過観察です」と説明されました。
このような、Tの中にPが入りQRSにならない「期外収縮」をネットで探しましたが見つからず、普通の期外収縮と理解してもいいのか気になっています。タンボコールを頓服で服用しています。
この不整脈が始まると不応期にPが起こり心拍につながらないため、脈が40/分になってしまいますが、めまい等の症状が現れなければ気にしなくてもいいのでしょうか。

日本心臓財団からの回答

問題にされているのは「心房性期外収縮」ですが、P波のあとにQRSが出てこないのは「ブロックされたP」とか「心室収縮を伴わないP波」と呼ばれ、これも同じ期外収縮に違いありません。ただこれが続くとその都度心室収縮が出なくなるために脈が40/分になることもあるわけですが、特にめまいや動悸などの自覚症状がなければ気にすることはありません。
一般に期外収縮の治療はそれがより重い不整脈に発展しそうなものでない限り、薬の常用は勧めません。自覚症状のあるときだけ頓服を勧めるのが普通です。またこれも一般論ですが、心房細動が若い人に起こる場合はその時期に治ってしまえば再発することは少なく、高齢になるほど再発しやすく、再発を繰り返すうちに慢性の心房細動になってしまうことがしばしばあります。46歳ということですので、差し当たり自覚症状のあるときだけ頓服として服用していればよいのではないかと思います。

2008年12月18日

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