日本心臓財団・日循協 臨床疫学研究助成

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2012年5月9日更新

臨床疫学研究助成のご案内

循環器病予防に熱意のある方のための新しい研究助成です。
高齢人口の増加とライフスタイルの変化に伴い循環器病患者は増加しており、効果的な予防策を講じることは、喫緊の課題となっています。日本において循環器病を減らし、また増やさないためにどのような予防策が有効で効率的なのかを明らかにし、それらを継続的に実践することは、将来の国民全体の健康状態を改善する上で不可欠と考えられます。そのためには、循環器病に関する臨床疫学的な知見を積み重ねる必要があります。
日本心臓財団と日本循環器管理研究協議会(日循協)は、医師、保健師、看護師、管理栄養士、栄養士、薬剤師等を対象に日本における循環器病予防策を立てるために必要な臨床疫学研究を助成することにしました。臨床疫学研究は、成果を得るために地道な活動を年余に渡って継続する必要があります。本助成は、循環器病予防に貢献できる臨床疫学に携わる者を育成することも目的にしています。日本の循環器病予防に役立つ研究は、他の国にも貢献できるはずです。循環器病予防に熱意のある多くの方々からの応募を期待しています。

第1回募集要項

1.対象分野および対象者
1)対象分野
循環器疾患に対する一次〜三次予防(発症予防、重症化予防、再発防止)のいずれかを目的とした臨床疫学研究。
2)対象者
医師・保健師・看護師・管理栄養士・栄養士・薬剤師等医療関係に携わる者。
3)対象となる研究
今後、応募者が主体となって調査・研究を行う臨床疫学研究であること。既にデータ収集が完了している研究は除く。
2.助成金額および件数

総額1,500万円。研究期間は3年以内で1件最大500万円とし、数件。

3.応募資格

1)日本国内での研究に携わるわが国に在住する者。
2)平成24年3月31日時点で40歳未満の者。
3)同一研究テーマで他の助成を受けていない者。
(重複して助成金を受けたことが判明したときは、返金していただきます。)
4)助成対象に選出された場合、日循協が平成24年6月15日(金)に開催する第48回日本循環器病予防学会に参加し、研究概要を発表できる者。

4.応募方法

所定の申請書(下記)に必要事項を記入し、捺印の上、オリジナル1部と写し6部、計7部を日本心臓財団あて送付して下さい。このほかに同じもの(捺印不要)を電子メールでshinsei@jhf.or.jpへお送り下さい。

なお、応募書類は返却いたしません。

応募用紙のダウンロード 

第1回日本心臓財団・日循協 臨床疫学研究助成 募集要項 Microsoft Word形式 PDF形式

5.応募期間
平成24年2月1日〜3月10日
6.選考方法および発表

応募締め切り後、日本心臓財団選考委員会において選考します。本助成を幅広い職種に活用していただくため、研究課題・職種を考慮して選考します。対象に選出された者は、前述の日循協が開催する日本循環器病予防学会(http://www.jacd.info/2012-jacd/index.htm)において研究概要を発表していただきます。その後、助成金を交付します。

助成対象者に対し、日循協では、必要に応じて役員、評議員の中から2名程度をアドバイザーとして配置して研究の企画・実施・発表を支援します。また助成対象者は、研究(助成)期間中は日循協の会員となり情報交換および連携を図り、疫学・予防医学の発展と社会への貢献に努めていただきます。
7.助成対象者の公表
助成対象者の氏名、年齢、所属、研究課題を日本心臓財団ならびに日循協の機関紙(誌)、ホームページ等に公表します。
8.研究成果の報告

研究期間は3年以内とし、研究が複数年に及ぶときは、年度ごとに研究の進捗状況と収支報告書を日本心臓財団に提出いただきます、研究終了後、日本循環器病予防学会において発表報告していただき、研究報告書は、日循協機関誌に掲載していただきます。全体の収支報告書は日本心臓財団に提出いただきます。
研究の発表には「日本心臓財団・日循協臨床疫学研究助成」であることを明記して下さい。

9.問い合わせおよび申請書提出先

財団法人 日本心臓財団
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル835区-A
電話(03)3201-0810  FAX(03)3213-3920 
Eメール:shinsei@jhf.or.jp


第1回日本心臓財団・日循協・アストラゼネカ
臨床疫学研究助成対象研究者

日本心臓財団と日本循環器管理研究協議会(日循協)は、医師、保健師、看護師、管理栄養士、栄養士、薬剤師等を対象に循環器疾患の予防に関する臨床疫学研究助成を本年度より実施することにしました。今回は18件の応募があり、次の4名に助成しました。研究期間は3年間。

(五十音順・敬称略、金額単位:万円)
番号 氏   名 所    属 助成金額 研究テーマ
1

淺井 貴絵
(38歳)

駿河台日本大学病院
循環器科
研究医員

80 上腕収縮期血圧左右差と血管内皮機能、動脈硬化、冠動脈虚血の関係
2

小田 登
(38歳)

広島大学病院
循環器内科
助教

300 植え込み型デバイス使用患者の遠隔モニタリングを用いた心不全再入院予防手段の探求
3

加藤 尚子
(32歳)

東京大学大学院医学系研究科循環器内科学
日本学術振興会特別研究員

500 慢性心不全増悪予防を目指した質の高い治療・ケアの均てん化のためのQuality Indicatorの開発
4

神谷 健太郎
(32歳)

北里大学病院
心臓リハビリテーション室
理学療法士

500 下肢筋力の健康度は高齢循環器疾患患者の生命予後並びに機能予後を予測する

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