日本心臓財団HOME > 日本心臓財団の活動 > 一般刊行物 > ハートニュース > 不整脈と日常生活の注意

日本心臓財団刊行物

ハートニュース

不整脈と日常生活の注意

■PDFダウンロード: PDF PDFファイル

企画:日本循環器学会教育研修委員会
監修:鎌倉 史郎 国立循環器病センター心臓血管内科部長
発行:日本心臓財団

不整脈を誘発するもの

不規則な生活習慣が
不整脈の原因に…

 
 心臓はふつう規則正しく収縮と弛緩を繰り返しています。不整脈は心臓の拍動リズムが不規則になった状態で、脈が遅くなる徐脈、脈が速くなる頻脈、脈がとぶ、抜けると感じる期外収縮に大別されます。不整脈はほとんどの人にみられ、脈が一拍とぶような軽いものなら心配いりませんが、突然死の原因となる危険なものもあります。主な症状として、動悸、めまい、息切れなどがありますが、自覚症状がない場合もありますので、ふだんから脈をとる習慣をつけ、定期的に心電図検査を受けるようにしましょう。
  不整脈は心臓自体に異常があって起こる場合のほか、ストレス、睡眠不足、過労、喫煙、暴飲暴食などの不規則な生活習慣により起こることもあります。特にストレスは、血圧上昇や心拍数増加を招き、動脈硬化を促進させるため、心臓病の大敵といわれています。お酒やコーヒーはストレス解消になりますが、過剰摂取は逆に不整脈の原因となるので注意が必要です。


こんな症状があったら
すぐ受診を!

危険な不整脈チェック!
 
 健康な人でも、激しい運動や精神的興奮、高熱によって、動悸や息切れなどが起こることがあります。また、ストレス、睡眠不足、過労などによって、一時的に不整脈が現れる場合もあります。原因が分かっていて、すぐにおさまれば心配いりませんが、右記のような危険な不整脈の症状がある場合は、できるだけ早く病院を受診し、原因を調べてもらいましょう。

不整脈の治療を受けている人の注意

ストレスと心房細動

 心房細動は、心房の筋肉が不規則に震えた状態になる不整脈で、加齢に伴い増加します。急死することはまれですが、心房細動では血液の流れが滞り、血のかたまり(血栓)ができやすくなって、脳梗塞などの原因となることがあります。
  心房細動は、精神的・肉体的ストレス、不眠、不安、緊張などにより悪化することが知られています。ストレスを避け、規則正しい生活を心がけましょう。
  血栓の予防のために、抗血小板薬や抗凝固薬などを服用する場合がありますが、薬の中には食べ物との組み合わせで効果が弱まってしまうものもあります。医師の指示を守って、正しく服用してください。

日本心臓財団より

日本心臓財団は、わが国三大死因のうちの心臓病と脳卒中の制圧を目指して、1970年に発足いたしました。
 当財団は、研究に対する助成や予防啓発、また世界心臓連合加盟団体としての諸活動を通して、心臓血管病の予防・制圧に努めております。当財団は皆様のご寄付により運営されています。どうぞ皆様のご協力をお願い申しあげます。
健康ハート・ハートニュース・健康ハート叢書を送付ご希望の方は、
いずれも200円分の切手を同封の上、ご住所、お名前を明記し、下記まで郵送にてお申し込みださい。


月刊心臓

ご寄付のお願い